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失敗を防ぐ 約3分で読めます

外構でよくある後悔

住んでから気づく。そして直しにくいものほど、地面の下にある

外構でよくある後悔

外構の失敗は、図面を見ている段階では気づきません。 住み始めて、毎日その場所を通るようになって初めて分かります。

そして厄介なのは、後から直しにくいものほど、気づくのが遅いという点です。

直しにくいものは、地面の下にある

まずこの区別を持ってください。

後から足せる・直せる 直しにくい
フェンス、目隠し、植栽 舗装の下の配管・配線
表札、ポスト、宅配ボックス 擁壁、階段、土留め
物置、可動式の設備 地面の高さと勾配
照明の器具そのもの 屋外コンセントと照明用の電源の位置

右側は、直すためにいったん壊すことになります。 舗装したコンクリートを割り、掘り返し、直して、また打ち直す。最初から入れておけば安かったものが、数倍になります。

だから、外構の予算を削るときは左側から削ってください。 右側を削ると、後で高くつきます。

屋外コンセントと水栓の位置

最も多い後悔がこれです。 そして最も安く防げます。

  • 高圧洗浄機を使いたい場所に、コンセントがない
  • クリスマスの飾りつけや、電動工具に使う電源が届かない
  • 洗車したい場所に、水栓が遠い
  • 庭に水をやりたいが、ホースが届かない

必要な数と場所は、暮らし方で決まります。 図面の段階で「ここで何をするか」を想像してください。増設は、後からだと配線を通す工事になります。

照明の電源も同じです

あとから照明を足したくなったとき、電源が来ていないと工事が大きくなります。

器具を付けるかどうかは後で決めても、配線だけ通しておくという選択肢があります。

駐車のしにくさ

図面上は入るのに、実際には停めにくい。これも住んでから分かります。

  • 切り返しの幅が足りず、何度も切り返す
  • カーポートの柱があって、ドアを全開にできない
  • 道路から入る角度が悪く、毎回気を使う
  • 2台目が停めにくく、結局1台しか使っていない

「停められる」と「停めやすい」は違います。 図面の上で、実際に車を動かす動作を確認してください。

目隠しの過不足

目隠しは足りなくても、多すぎても後悔する

足りない後悔は分かりやすいものです。道路から室内が見える、洗濯物が見られる、隣家の窓と視線が合う。

一方で、多すぎる後悔もあります。

  • 圧迫感があり、庭が暗くなった
  • 風が通らなくなった
  • 死角ができて、防犯上かえって不安になった
  • 隣家との関係がよそよそしくなった

必要なのは、全部を囲うことではなく、見られたくない方向だけを塞ぐことです。どこから見られるのかを、現地に立って確認してください。

手入れの手間

住んでから毎週向き合うことになる部分です。

  • 砂利を敷いた場所に、雑草が生えてくる
  • 天然芝の手入れが続かなかった
  • 植栽が想像より大きくなり、剪定が必要になった
  • 落ち葉が隣家へ飛ぶ

植栽は成長します。 カタログの写真は植えたときの姿で、数年後には別の大きさになります。手入れにどれだけ時間を使えるかを、正直に見積もってください。

予算配分の失敗

配分でやりがちなこと
  • 道路から見える正面に予算を集中させ、裏側が土のまま残った
  • 見た目を優先し、排水と勾配を後回しにした
  • 全部を一度にやろうとして、一つひとつの仕様を落とした
  • 逆に削りすぎて、住んでからすぐ追加工事になった

2番目が最も高くつきます。 水はけの悪い庭は、後から直すと舗装をやり直すことになります。見えない部分の性能を、見た目のために削らないでください。

3番目と4番目は、どちらに振れても後悔します。今やるものと、住んでから足すものを最初に分けておくのが、いちばん確実な防ぎ方です。

防ぎ方は、現地に立つこと

図面だけで判断せず、実際の敷地に立って確認してください。

  • 車を停める位置に立って、ドアを開ける動作をしてみる
  • 玄関から道路まで歩いてみる
  • 隣家や道路から、自分の家がどう見えるかを見る
  • 雨の日の水の流れを見ておく

最後の項目は、雨の日にしかできません。 敷地のどこに水が溜まるかは、実際に降ったときが最も分かります。

※ 本記事は一般的な整理です。必要な仕様は敷地の条件と暮らし方によって変わります。

工事の前に、ご自宅の写真に外構を置いて完成のイメージを確かめられる外構シミュレーターもあります。

図面を見ながら、暮らし方に合わせてご提案します

エクステリアLaBoは、現地調査・プラン作成・お見積りをすべて無料で承っています。

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付録:本記事で使用した専門用語一覧

用語解説
外構建物の外まわりの工事。駐車場、アプローチ、フェンス、門柱、庭など。
屋外コンセント外部で使用する電源。防水仕様のものを設置する。
立水栓・散水栓屋外の水道。立ち上がった形と、地面に埋める形がある。
勾配水を流すためにつける傾き。
擁壁高低差のある敷地で、土が崩れるのを防ぐために設ける壁。
剪定植木の枝を切り、形と大きさを整える手入れ。
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